（NY時間11:58）（日本時間00:58）
エアビー＆ビー<ABNB>　136.14（-2.68　-1.93%）

　民泊のエアビー＆ビー<ABNB>は国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）と提携し、サッカーファン向けに、著名人によるアクティビティーを期間限定で提供する。ワールドカップ（Ｗ杯）開催都市での旅行需要の高まりを生かす。

　ＦＩＦＡをテーマにしたアクティビティーが試合に合わせて発表され、同社のプラットフォーム上で予約できるようになる。次回２０２６年のＷ杯は米国、カナダ、メキシコの１６都市で開催される。

　同社の共同創業者でもあるブレチャージクＣＳＯがインタビューで、Ｗ杯開催都市に関する検索数は既に平均で１５％増加しており、フィラデルフィアの検索数は１－３月（第１四半期）に５０％増えたという。同氏は、「こうした集客イベントに合わせてより多くの民泊ホストが自宅を提供するようになると期待しており、１泊２２２ドルで貸し出せば、１、２週間で平均３０００ドルの収入を得られると予想している」と述べた。

　さらに、「これは新たな切り口であり、この方式はＷ杯にとどまらず他のイベントにも採用して行く。２６年のイタリア冬季五輪も視野に入れている」などと語った。

【企業概要】
　住宅の一室・一軒家・別荘など、様々な宿泊や体験ツアーの予約サービスを世界で提供する。ゲストはウェブサイトとモバイルアプリから簡単に宿泊先を見つけることが可能で、ホストはスケジューリング・支払い等の宿泊受入れ管理に関連するサービスを受けられる。オンライン体験プログラムも提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース