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    2025年6月27日 3時45分

    エクイニクスが下落 2029年までの長期見通しに失望感=米国株個別

    (NY時間14:42)(日本時間03:42)
    エクイニクス<EQIX> 761.98(-62.33 -7.56%)

     データセンターのREIT(不動産投信)を手掛けるエクイニクス<EQIX>が下落。同社は取引開始前に2029年までの長期見通しを公表し、失望的な内容と受け止められている。発表を受けてアナリストは投資判断を「強気買い」から「中立」に2段階の引き下げた。

     「同社はAI需要への対応を見据えて、設備容量を倍増させるべく事業の転換期の真っ只中にあると見ている。この変革は長期的にはプラスとしながらも、初期段階は苦しい局面で、その兆しは同社が示したガイダンスの前半部分に表れている」と指摘。

     「特に、短期の成長は控えめで、今後数年間の設備投資見通しにはAI関連の取り組みを含め、明らかな増加が見込まれている」とも述べた。加えて「コスト削減と顧客対応の改善を目的とした社内の構造改革も進めている」としている。

     「同社は大規模な変革に着手しており、その初めの2年間は資本集約度の上昇、売上高と1株AFFOの伸び鈍化、投下資本利益率(ROIC)の低下といった傾向が示唆されたガイダンスを示している」と指摘。そのため、以前期待していたような株価上昇は見込めないと結論付けている。

    【2029年までの見通し】
    ・売上高:年約7-10%の成長
    ・EBITDAマージン:2029年までに52%超へ拡大
    ・1株AFFO:2029年にかけて年5-9%の成長
    ・26年の1株AFFO:5%以上の伸び
    ・29年までにレンジ上限(9%)へ加速

    【企業概要】
     米国において不動産投資信託を運用する。独自のプラットフォームを介して、世界で相互接続ソリューション・エッジサービス・デジタルエコシステム等のサービスを備えたデータセンターを展開する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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