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    2025年6月27日 10時30分

    トランプ相場で取引急増中、3倍レバレッジETFの威力とは ディレクション・ダグラス・ヨネスCEO&ウィブル証券・小島和社長<トップインタビュー>

    ─「TACOトレード」により短期トレーダーの収益機会が拡大─

     一国の指導者の発言によって株価が大きく揺れ動く。いま、世界のマーケット関係者の間ではこのボラティリティ(株価変動率)の高い相場を「TACOトレード」なる造語で揶揄しているが、こうした局面でこそ、大きな力を発揮する投資対象がある。セクターやテーマ、銘柄などの日々の値動きに連動したレバレッジ型ETF(上場投資信託)だ。本対談では、投資上級者御用達のこのETFの魅力を、レバレッジ型ETF運用の世界トップ企業、Direxion(ディレクション)のダグラス・ヨネスCEOとウィブル証券・小島和社長に語り合ってもらった。(聞き手・樫原史朗)

    ダグラス・ヨネスCEO(ディレクション)、小島和社長(ウィブル証券)

    左=ダグラス・ヨネスCEO(ディレクション)、右=小島和社長(ウィブル証券)


    トランプ関税以降、取扱高が急増したディレクションETF

    ──4月以降、株式市場は二転三転するトランプ大統領の言動とともに大きく揺れる、非常にボラティリティの高い相場が続いています。この状況をどのように捉えていますか。

    (ダグラス・ヨネスCEO=以下、ヨネス)
     確かにいまはボラティリティの高い相場が続いていますが、これは必ずしもトランプ大統領だけに原因があるわけではなく、背景には規制緩和やテクノロジーの劇的な進化など、いくつかの複合的な要因があるのではないかと思います。いずれにしても私たち、ディレクションにとっては非常に良い相場環境だと言えます。私たちが運用しているETFは、熟練度の高い投資家たちが好む短期トレードに適した銘柄が主力ですので、いまのような相場環境は絶好の収益拡大のチャンスとなっているのです。

    (小島和社長=以下、小島)
     同感です。ボラティリティが高い相場は、当社にとっても大きな収益機会につながるので、私たちの立場からすればいまは「極めて良い相場環境にある」と言って差し支えないと思います。実際、当社の顧客の取引額データを見てみると、トランプ大統領が就任した年初段階では、当初期待されたほど伸びていなかったのですが、4月にトランプ関税が発令され、株価が乱高下するようになって以降は急激に取引額が増えています。

     その後、マーケットの混乱が収まるにつれ、取引額も落ち着いていくのかと思っていたのですが、まったくそんなことはなく、いまでも順調に伸び続けています。当社の顧客は投資経験の豊富なリテラシーが高い個人投資家が中心ですが、彼らが4月以降の高ボラティリティ相場で順調に成果を積み上げてきているのではないかと感じています。

    (ヨネス)
     当社でも状況はまったく同じで、4月を境に状況が大きく変わりました。特にトランプ大統領が各国への追加関税の90日間の延長措置を発表した4月9日の取引額は、当社の過去最高額を更新するほど急増しました。前日までの暴落相場で、現金比率を高めていた投資家たちが一気に資金を投入したのです。

     現在の局面は、「TACOトレード」という言葉がある通り、トランプ大統領が極端な関税政策を打ち出したとしても、マーケットの反応を見ながら、結局、政策を修正するということが繰り返されています。こうした相場に適応して、当社のETFを売買する投資家たちは、新聞やネットなどのニュースの見出しに即座に反応して取引をしています。悪いニュースが出て株価が下がれば買い、良いニュースが出て株価が上がったところで売るといった機動的な投資スタンスで、乱高下が激しい相場の動きを捉えて成果を上げているのです。

    ダグラス・ヨネスCEO

    長期は成長、短期は高ボラティリティ相場が続く

    ──株式マーケットを混乱に陥れたトランプ関税ですが、ディレクションのETFに投資する個人投資家たちは、この相場を活用して積極的にトレードをしているわけですね。ではこの相場状況は今後も続いていくのでしょうか。

    (ヨネス)
     トランプ関税発令から2カ月が経ち、株価は上昇基調を取り戻しましたが、日々のボラティリティは依然として高い状態が続いています。各社の四半期決算を見ても、テクノロジー・セクターの利益予想が非常に高い水準で推移していますし、AI(人工知能)分野でも半導体やロボティクスからインフラ関連のエネルギー企業など、ファンダメンタルズが非常に強い企業が数多く存在することが明らかになる一方、トランプ政権の動きは読めず、相変わらず不確実性の高い状態が続いています。ですから中長期的に見れば良好なファンダメンタルズ環境の中で、短期的にはボラティリティが高い相場は、今後もしばらくは続くのではないでしょうか。

     そんな中で私が思うのは、ウィブル証券が展開しているサービスの強さです。ウィブル証券は、米国株の情報が豊富で、日本でも主要銘柄を24時間取引することができます。日々のニュースで株価が大きく変動するいまの相場では、こうしたサービスが投資家にとって大きな武器となります。

    (小島)
     ありがとうございます。これからの相場展開についてはあくまでも私見ですが、私もやはり引き続き、ボラティリティの高い相場は続いていくのではないかと考えています。というのも、いまはニュースがネットなどのメディアによってリアルタイムで世界中に発信されます。例えば当社はいま、世界の13カ国でサービスを展開していますが、当社の顧客である個人投資家は日本やアメリカの情報だけではなく、世界中の情報をリアルタイムで得ることができるのです。

     そして、こうして発信されたニュースに短期の投資家たちが機敏に反応するという流れは、今後もさらに顕著になっていくのではないでしょうか。特に短期で成果を上げたいと考える投資家は、リアルタイムで情報に接することができれば、収益機会も確実に増えていくわけですから。

    ───ところで今後の相場を占う意味では、5月28日(現地時間)に発表されたエヌビディア<NVDA>の決算が日本でも注目されました。ディレクションのETFでも同社の株価に連動したブル2倍ETFがありますが、この決算内容をどう受け取られていますか。

    (ヨネス)
     驚くべき決算内容だったと考えています。まず、同社の決算から見えてきたのは、AI関連セクター全体の成長力は依然として高い状態が続いているということです。3年後、5年後、10年後というスパンで考えた場合、ネットを通した生成AIの利用のみならず、ロボティクスなどのリアルの用途を含めて、より複雑なAIが必要となり、そのためのデータの処理能力はさらに高めていかなければならない。つまりAIの長期的な成長トレンドは間違いなく今後も続いていくという事実を再確認することができたと考えています。

    (小島)
     私も「素晴らしい」のひと言ですよね。特にトランプ大統領の追加関税や対中規制強化を経てもなお、強い成長力を示しているのですから。多少の悪材料では揺るがない、マクロ的な視点での事業成長を続けているのではないかと感じます。AI相場に関しては、私もおおむね同様の感覚を持っていますが、どうしても証券業界に長く身を置く立場として2000年前後のドットコム・ブームと比較してしまいます。

     結論から言えば、あの時も一時は株価が急落しましたが、長期的なトレンドとしての成長は止まりませんでした。一過性のブームどころではなく、いまではインターネットは社会で欠かせないプラットフォームになっています。AIも同様だと考えています。ですから今後、短期的な下落トレンドが生じることはあっても、長期的な成長トレンドは変わらないと確信しています。

    (ヨネス)
     そうですね。短期的にはある程度の浮き沈みは生じるでしょう。開発計画の遅れであったり、一時的な利益水準の低下であったり、そうしたニュースが日々、世界中に拡散されていくわけです。そして、これらのニュースによって株価は大きく変動し、そのボラティリティを捉えれば、短期的な収益拡大のチャンスも広がるのです。

    小島和社長(ウィブル証券)

    "動きのあるマーケット"を選んでレバレッジ型ETFを提供

    ──つまり、長期の投資家にとっても短期の投資家にとっても、投資収益拡大のチャンスがある理想的な相場展開になっているということでしょうか。では次に、改めてディレクション社についてお聞きします。熟練の短期トレーダーの間では御社のETFは有名ですが、改めてどのような特徴のあるETFなのかを説明してください。

    (ヨネス)
     当社は2008年に最初のレバレッジ型ETFを上場し、現在、107本のETFをニューヨーク証券取引所(以下、NYSE)とナスダックに上場していて、その多くを日本で購入することができます。運用資産総額は約500億ドル、年率約25%の水準で成長し続けています。ご存じの方も多いと思いますが、ディレクションは、テーマ型やセクター別のETFを多数取り扱っており、その多くは2倍、3倍といった高いレバレッジをかけた銘柄です。中でもおそらく世界中の多くの投資家に人気が高いのが、NYSE半導体指数の日次の値動きの3倍を目指した「Direxion デイリー 半導体株 ブル3倍 ETF」<SOXL>(以下、SOXL)です。

     人気の理由は、先ほどお話ししたように、半導体やAI関連のニュースが頻繁に取り上げられていること、そしてこの分野が非常にボラティリティの高いセクターであることにあります。つまり多くの人々の関心が高く、ニュースの見出しに即座に反応して、売買したい短期投資家が狙うような"動きのあるマーケット"を実現しているのが半導体セクターだからなのです。

     当社はいまでは多くの投資家から、「短期トレードや短期レバレッジを求めるならディレクションのETF」という認識を持たれるようになっています。そうした評価を確立できたのは、SOXLが象徴するように、"動きのあるマーケット"となっているセクターや銘柄に注目し、そこに2倍や3倍のレバレッジをかけて投資をすることができるETFを開発してきたからなのです。半導体以外でもロボティクスやゴールドといった分野は注目度も高いため、当社ではこうした分野にもETFを集中的に展開しています。

    ──半導体は、AIムーブメントによってこの3年でにわかに世界中の投資家の注目を集める最も"熱い"セクターになりましたが、商品設計をするにあたり、今日のような状況を予見して開発したのでしょうか。

    (ヨネス)
     未来を予想することはそう簡単ではありません。例えば半導体の次に来るテーマが何かなど、私たちにも分かりません。ですので、私たちがETFを開発するときには、ウィブル証券のように直接顧客と接点のあるプラットフォーマーに蓄積された情報に対応しながら進めていきます。最近上場した当社の銘柄では、例えば小売りやセキュリティなどのセクター、そして暗号資産関連などのジャンルのETFを新たに組成しています。それらは実際に投資家たちがどのようなテーマや銘柄に注目しているのか、というデータをもとに開発されたものなのです。

    (小島)
     個人投資家に人気が高いディレクションのETFが、私たちのような証券会社の情報をもとに開発されているというのは、非常に納得できる話ですね。投資家たちのニーズを吸い上げて商品開発に生かし、生み出されたETFが多くの投資家を惹きつける。ETF運用会社と証券会社、そして個人投資家とすべてに「ウィン・ウィン」の良いサイクルが構築されているのだという認識を改めて持ちました。

    ──ETFを運用する立場から見て、ウィブル証券に期待するのはどのようなことなのでしょうか。レバレッジ型のETFは、日本の株式市場でもいくつか上場されていますが、熟練のトレーダーはともかく、一般的な投資家にはハイリスクというイメージもあります。

    (ヨネス)
     おっしゃる通りです。例えばSOXLは、ただでさえボラティリティの高い半導体セクターに3倍のレバレッジが掛かっているので、収益拡大のチャンスが3倍に広がる半面、当然のことながら損失のリスクも3倍に高まります。きちんとリスクを認識したうえで短期的な収益拡大を求める投資家にとっては非常に魅力的な銘柄ですが、例えばレバレッジの知識を十分に持っていないような投資家にはお勧めできません。

     そういった意味でも、ウィブル証券が私たちと提携し、ETFを取り扱ってくれるということに非常に興奮しています。というのも、ウィブル証券は世界的にも、投資知識が高く、マーケットに深くつながりを持とうとする投資家が数多く利用していることで知られています。

     私たちが提供するレバレッジ型ETFの多くは、短期投資家が最大限に収益機会を得られるように設計されています。レバレッジは日々の株価に連動するように設計されているため、毎日、倍率がリセットされるという特徴を持っています。ですから投資をするなら、日々の投資成果を確認することが欠かせません。その点、ウィブル証券を利用する投資家たちは毎日、何度も取引画面を確認して取引を繰り返すようなヘビーユーザーが多いので、当社が提供するETFにとっては最も適したプラットフォーマーではないかと考えています。

    (小島)
     そうですね。当社では日本の証券会社では最多の69本のディレクションの銘柄を取り扱っていますが、そのうち3本が、当社が取り扱うETFの10位以内に入る人気銘柄となっています。確かにウィブル証券の顧客は、レバレッジに対する知識をきちんと持った短期投資家の割合が高いので、そうした投資家にとってはディレクションのETFは非常にポピュラーな存在になっています。

     レバレッジ型の半導体ETFでは、ロング・ポジションのSOXLの人気がやはり高いのですが、それとともにショート・ポジションの「Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF」<SOXS>もランクインしています。しっかりした投資知識を身に付けたうえで、ロングでもショートでも積極的に収益機会を求めようという投資家がいかに多いかということを証明しているのではないでしょうか。

    Direxion(ディレクション)ETF主要銘柄
    Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF<SOXL>
    Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF<SOXS>
    DirexionデイリーS&P・500ブル3倍ETF<SPXL>
    DirexionデイリーS&P・500ベア3倍ETF<SPXS>
    Direxionデイリー・テクノロジー株ブル3倍ETF<TECL>
    Direxionデイリー金鉱株インデックス・ブル2倍ETF<NUGT>
    Direxionデイリー金融株ブル3倍ETF<FAS>
    Direxionデイリー・テスラ株ブル2倍ETF<TSLL>
    Direxion デイリー・エヌビディア株 ブル2倍 ETF<NVDU>
    Direxionデイリー20年超米国債ブル3倍ETF<TMF>


    "コア"の長期投資と"サテライト"の短期投資の使い分けが重要

    ──では次に日本の個人投資家についてどのようにお考えなのか、お二人で自由にお話しいただけますか。

    (小島)
     それでは私からヨネスに質問します。私は長年、株式市場で日本の個人投資家を見てきましたが、2024年にスタートした新NISA(少額額投資非課税制度)は多くの国民が株式市場に目を向けるために非常に重要な転機になったと思います。NISAによって確実に個人投資家層は広がりましたし、当社でもそうした人々に教育面や取引環境面でサポートできるよう力を入れています。

     ただし、NISAによって投資を始めた人たちは一般的に"穏やか"な投資家層で、慎重な投資スタイルを好む傾向があります。特に日本では短期売買にはネガティブなイメージが付きまとい、必ずしも好意的に受け止められているわけではありません。そうした前提でお聞きしますが、アメリカでは短期売買に対してどのような認識がされているのでしょうか。また今後、日本の個人投資家たちの意識はどのように変化していくと思われていますか。

    (ヨネス)
     はい、NISAの良いところは、「退屈かもしれないが、長期的に安定したポートフォリオを構築すること」を投資家に示唆していることです。長期投資が退屈なのはむしろ健全なことだと思います。アメリカでも401Kによって多くの人が日本同様に、堅実かつ長期的な投資をしています。老後のための資産形成は大切ですし、これは素晴らしいことだと思います。

     一方、私たちのETFやウィブル証券が重要なのは、「投資をより楽しいものに変える」役割を担っているからです。強調したいのは、多くの人にとって、短期売買はあくまでもポートフォリオの"サテライト(衛星)"であるということです。資産運用の"コア(核)"となる長期投資を中心にしつつも、そのうえで「刺激的で楽しい」トレードもあるという位置づけです。

     いまのアメリカの個人投資家はこの"コア"と"サテライト"の構造を理解するようになってきていて、実際、多くの個人投資家がしっかりとした"コア"を持ちながら、"サテライト"としてディレクションのETFで短期トレードを楽しむようになっています。投資の知識が高く、経験を積んだ投資家ほど、こうした投資スタイルの使い分けをしていますし、私たちはそのうちの、楽しんで投資をするための "サテライト"部分にあたるサービスを提供しているわけです。

    (小島)
     "コア"を大切にしつつ、"サテライト"の投資を楽しむ。非常によく理解できますね。私たちウィブル<BULL>・グループの世界共通のロゴには、「Enjoy Trading(トレードを楽しもう)」という言葉が使われているのですが、それこそが、私たちが日本の投資家に広めたい価値観なのです。

     とは言え、本来リスクがある投資商品を提供する私たちの立場からすれば、楽しさの追求とともに大きな責任も感じます。例えば、この1カ月、日本の証券業界は「証券口座の不正利用」事件が頻発し、大手証券会社が軒並みその舞台となるなど、社会問題となっています。当社ではまったく被害がありませんでしたが、これはスマートフォンを始めとしたネットでの取引に特化した当社が、設立当初からテクノロジーには徹底的にこだわり、当たり前のように、ハッキングへのセキュリティ対策を強化していたからです。

    (ヨネス)
     セキュリティ強化は世界の証券業界では常識になっています。ディレクションのETFは現在、日本でも様々な証券会社が取り扱っていますが、そうした点を考えても、やはりウィブル証券が当社のETFには最も適したプラットフォーマーと言えるかもしれませんね。顧客層はリテラシーの高い投資家が多く、教育に力を入れていて、セキュリティ体制も万全である。ディレクションが目指している方向性と完全に一致しています。

    ──では最後に「株探」ユーザーである全国の個人投資家たちにメッセージをお願いします。

    (ヨネス)
     「木を植えるのに一番良い時期は20年前、次に良いのは"今"である」。これは何かを始めるのに遅すぎることはない、という意味の世界中で使われていることわざですが、投資についてもまったく同じことが当てはまると思います。多くの個人投資家にとって大切なのは、投資に興味を持ち、知識を学び、お金を自分の力でコントロールすることができるようになることだと思います。

     その点、ウィブル証券は教育コンテンツが充実していて、日々、開催されるウェビナーなどを通して、意欲さえあれば誰でも投資知識を深めることができます。ウィブルのような証券会社を使えば、実践的な投資体験を通して、投資そのものを楽しく学び続けることができるのです。ですからすでにレバレッジ型ETFについて深く理解をしている上級者であっても、これから本格的にETF投資に取り組もうという初級者であっても、まずはウィブル証券やディレクションのサイトにアクセスしてみてください。私たちは投資をより、楽しくするための金融商品を皆さんに提供していますが、そのために必要なのは、「学び続ける姿勢」だと思いますから。

    (小島)
     日本では、投資経験の豊富なベテラン投資家たちが中小型株を好む傾向があります。理由は明確で、ボラティリティが高くトレード対象として妙味があるからです。その前提に立てば、ディレクションが提供しているETFは、まさにそうした投資家にとって非常に魅力的な投資対象だと言えるでしょう。

     ですが残念ながら、日本ではこうしたレバレッジ型ETFの本質的なメリットが十分に理解されているとは言えません。この魅力をいかに伝えていくかが、私たちの課題でもあり使命でもあると考えています。ウィブル証券では、今後、組成される様々なETFを含めて、どの証券会社より早くディレクションのETFを投資家の皆さんに提供していきたいと考えています。ぜひ、この機会にウィブル証券に口座を開設していただき、この魅力的なETFを試していただきたいと思います。

    ダグラス・ヨネスCEO(ディレクション)、小島和社長(ウィブル証券)

    【プロフィール】
    Douglas Yones(ダグラス・ヨネス)
    Direxion(ディレクション)CEO 2001年、世界大手の資産運用会社、バンガードで初めてETF(上場投資信託)の組成・運用に携わる。その後、同社で一貫してETF関連業務に従事し、2015年にニューヨーク証券取引所に移籍、約2000本のETF上場に関わる。2024年12月にディレクションCEOに就任。現在は、世界中に同社ETFの魅力を伝えるためのプロモーション活動に注力している。

    小島和(こじま・わたる)
    ウィブル証券代表取締役社長 1995年に英国の大学を卒業後、一貫してフィンテック業界に身を置く。日英のIT会社で経験を積んだのち、2007年にサクソ銀行(デンマーク)の日本ビジネス立ち上げ責任者となり、約10年にわたり日本法人の代表を務めた。その後、暗号資産系スタートアップ(英)の日本法人で4年ほど代表を務め、2021年9月からはWebull(ウィブル)グループの日本における責任者となり、同年12月に証券会社(現ウィブル証券株式会社)の買収を完了、代表に就任。ウィブル証券HPはこちらから



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